ブルーベリーの栄養と日本の産地|生産量1位は意外なあの都道府県

ブルーベリーは食物繊維とビタミンEが豊富な果物。アントシアニンの話から、生産量日本一の意外な都道府県まで、知って楽しいデータを紹介します。

小さな一粒に、ブルーベリーはたくさんの魅力を詰め込んでいます。栄養のこと、そして日本の産地のこと。知っているとブルーベリー狩りがもっと面白くなるデータを集めました。

果物の中でもトップクラスの食物繊維

文部科学省の食品成分データベースによると、生のブルーベリー可食部100gあたりの主な栄養は次のとおりです。

食物繊維3.3g(果物の中では多い部類。不溶性・水溶性の両方を含む)
ビタミンE1.7mg(果物では多め)
ビタミンC9mg
葉酸12μg
炭水化物12.9g

皮ごと種ごと食べられる果物なので、食物繊維をまるごと摂れるのが特長です。生食での平均糖度は14度前後といわれ、完熟の実はしっかり甘みを感じられます。

青紫色の正体、アントシアニン

ブルーベリーの濃い青紫色は、ポリフェノールの一種「アントシアニン」によるもの。抗酸化作用を持つ成分として知られています。「目に良い」という話を聞いたことがある方も多いと思いますが、視機能への効果については研究が続いている段階で、確立された医学的効果と断定できるものではありません。おいしく食べて、結果として果物の栄養も摂れる——くらいの気持ちで楽しむのがちょうど良さそうです。

生産量日本一は「東京都」

意外に思われるかもしれませんが、農林水産省の統計(2021年産)による都道府県別のブルーベリー生産量は、1位が東京都(334トン)、2位が長野県(256トン)、3位が群馬県(231トン)。東京都は2015年に、30年以上トップだった長野県を抜いて全国1位になりました。

東京の強みは、都市近郊ならではの「観光摘み取り園」の多さ。とくに小平市は日本のブルーベリー栽培発祥の地として知られ、今も多くの摘み取り園が営業しています。電車で行けるブルーベリー狩り、ぜひ体験してみてください。

本記事の栄養データは文部科学省 食品成分データベース、生産量データは農林水産省の統計(2021年産)に基づいています。
本記事は公開情報をもとに作成しています(2026年8月時点)。内容の正確性には配慮していますが、品種の特性や時期は地域・気候により異なります。

あわせて読みたい