ブルーベリーの栄養成分|100gあたりの数値と生・冷凍・ドライ比較
ブルーベリーの栄養成分を日本食品標準成分表(八訂)とUSDAの数値で表にまとめました。生・冷凍・ジャム・ドライの違いも、出典のある範囲で解説します。
アントシアニンとは何か、ブルーベリーに何mg含まれるか、体内での吸収や代謝についてわかっていること・まだ不明なことを、研究レビューをもとに整理します。
ブルーベリーの「健康にいい」という話に、よく出てくるのがアントシアニンです。この記事では、アントシアニンとは何か、どのくらい含まれるのか、体の中でどうなるのかを、研究レビューと臨床試験の記述にもとづいて整理します。なお、ここで主に参照する Kalt らのレビューは、米国ハイブッシュ・ブルーベリー協議会(USHBC)から謝礼を受けて書かれており、著者の一部も同協議会から研究費を受けています(協議会はレビューの設計や実施に関与していないと記載されています)。
アントシアニンは、ブルーベリーの濃い青紫の果皮などに含まれる色素成分です。レビューでは、ポリフェノール類の一つとして扱われています。
Kalt らのレビューのTable 1には、果物100g(生重量)あたりのアントシアニン量が示されています。サンプル数が少ないものもあるため、あくまで目安です。
| 果物 | アントシアニン(mg/100g) | サンプル数 |
|---|---|---|
| ローブッシュ・ブルーベリー | 487 | 1 |
| ハイブッシュ・ブルーベリー | 387 | 7 |
| ブラックベリー | 245 | 4 |
| スイートチェリー | 122 | 4 |
| 紫色の皮のぶどう | 120 | 1 |
| 黒い皮のプラム | 116 | 2 |
| ラズベリー(赤) | 92 | 5 |
| イチゴ | 21 | 8 |
| リンゴ(赤い皮) | 12 | 6 |
同じ表で、黄色い皮のリンゴ、バナナ、オレンジ、キウイフルーツなどはゼロと記載されています。
別の目安として、6か月の臨床試験(Curtis ら、2019年)では、フリーズドライ粉末の1カップ分でアントシアニン約364mg、1/2カップ分で約182mgと示されています。数字は出典ごとに別のものとして扱ってください。
アントシアニンはブルーベリーに多く含まれる色素成分で、含有量はイチゴやリンゴなどより大きい数値が報告されています。一方で、体への吸収率は低く、体内でどんな働きをするかは研究の途中段階です。「アントシアニンを摂ったから◯◯に効く」と断定できる段階ではない、というのが、レビューから読み取れる現時点の整理です。
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