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ブルーベリーは脳や血圧に効く?認知機能・血管の研究を解説

ブルーベリーと認知機能、血管・血圧の関係を、系統的レビューや6か月のランダム化比較試験の結果から整理。わかっていることと、まだ不明な点を分けて解説します。

この記事は一般的な情報の紹介で、医療上の助言ではありません。持病のある方や薬を飲んでいる方は医師・薬剤師にご相談ください。ほかの記事はブルーベリーと健康にまとめています。

「ブルーベリーは脳や血管にいい」という話も、よく見かけます。この記事では、認知機能(記憶など)と、血管・血圧についての研究を、系統的レビューや臨床試験の記述にもとづいて整理します。研究には、ブルーベリー業界団体から資金提供を受けたものがあり、その点は該当する箇所に書いています。

脳(認知機能):わかっていること

2つの系統的レビュー

両レビューとも、ブルーベリーの摂取が「一部の認知機能の指標を改善する可能性がある」というまとめです。

個別の試験の例

Whyte ら(2018年、Nutrients)は、65〜80歳の122人を対象に、野生種ブルーベリーのパウダー(0.5gまたは1g)、精製エキス(100mg)、プラセボを6か月間摂取する二重盲検試験を行いました。3か月時点で、エキスの群は言葉の遅延再認課題がプラセボより良好でした。著者らは、エキスが高齢者のエピソード記憶を改善する可能性があると述べています。

血管・血圧:わかっていること

6か月の試験(Curtis ら、2019年、Am J Clin Nutr)

メタボリックシンドロームの成人115人(平均63歳)が、ブルーベリーのフリーズドライ粉末(1カップ分:アントシアニン約364mg、1/2カップ分:約182mg)またはプラセボを6か月間摂取しました。

血圧に関するレビューの記述

Kalt らのレビューは、血圧については「臨床試験の結果は一貫しない」と述べています。血圧が下がった試験もあれば、ほとんど変わらない試験もあります。脳卒中については、2つの前向きコホート研究で関連が見られなかったと記されています。また、Whyte らの試験では、エキス群の収縮期血圧がプラセボより低い結果でした。結果は研究ごとに違うため、「ブルーベリーで血圧が下がる」と一般化することはできません。

まだはっきりしないこと

これらの研究は、病気の予防や治療を示すものではありません。持病や服薬のある方は、食事の変更について、かかりつけの医師にご相談ください。

この記事のまとめ

認知機能については、記憶などの一部で良い結果が出た小規模な試験があり、レビューは「可能性がある」とまとめています。血管機能は、1日1カップ分の6か月摂取で、血管の拡張反応が改善した試験があります。しかし、血圧などの結果は一貫せず、量や期間の最適値もわかっていません。

出典

本記事は公開情報をもとに作成しています(2026年10月時点)。内容の正確性には配慮していますが、品種の特性や時期は地域・気候により異なります。

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