美味しいブルーベリーの見分け方|完熟のサインは「軸の付け根」と「白い粉」
甘いブルーベリーを見分けるポイントは、色・軸の付け根・表面の白い粉(ブルーム)。ブルーベリー狩りでも買い物でも使える、完熟の見分け方を解説します。
おいしいブルーベリーは色が濃く、ハリがあり、白い粉「ブルーム」がついているのが新鮮さの目印です。県や大学、料理サイトの情報をもとに、傷んだ実の見分け方と、食べる直前に洗う理由・やさしい洗い方を紹介します。
お店や農園でブルーベリーを買うとき、どのパックを選べばいいか迷ったことはありませんか。また、家に帰ってすぐ全部洗ってしまっていないでしょうか。ブルーベリーはとても小さな果物ですが、選び方と洗い方を少し気をつけるだけで、おいしさも日持ちも変わります。この記事では、県や大学、料理サイトの公開情報をもとに、新鮮な実の見分け方、表面の白い粉「ブルーム」の正体、そして「食べる直前に洗う」理由を、順番にやさしく説明します。
まずは見た目のチェックポイントです。いくつかの公開情報で、共通して挙げられているポイントがあります。
赤みや緑が残っている実は、まだ熟していない実です。ブルーベリーは色が全体に回ってから甘くなるので、パックの中に赤っぽい実が多いものより、色がそろったものを選ぶと安心です。macaroniの記事では、粒が大きいもののほうが一般的に甘いとも紹介されています。
ブルーベリー狩りの農園で自分で実を選ぶときも、見るポイントは同じです。色が全体に濃く回った実、ブルームがのった実、ハリのある実を選びましょう。とった実はなるべく重ねすぎず、持ち帰ったら早めに冷蔵庫へ入れてください。全国の農園はブルーベリー狩り農園一覧からさがせます。
ブルーベリーの表面には、白っぽい粉のようなものがついています。これを「ブルーム(果粉)」といいます。農薬やほこりと間違えられやすいのですが、実はブルーベリー自身が出しているものです。
DELISH KITCHENの解説によると、ブルームには果実の乾燥や病気を防ぐ働きがあり、食べても問題ないとされています。そして、ブルームが多いものほど新鮮な証拠なので、多いものを選ぶようにすすめています。ワシントン州立大学の資料でも、色の濃い実に「うっすらと銀灰色の粉がついている」ことを、よい実の目印として挙げています。
ブルームは手でさわったり、パックの中で実どうしがこすれたりすると取れてしまいます。お店で選ぶときは、実を指でつまんで確かめるのではなく、パックの外から見て判断しましょう。農園でブルーベリー狩りをするときも、実をあまりさわらずにつむと、ブルームがきれいに残ります。
ブルーベリーは日持ちしにくい果物です。和歌山県の食材資料でも「生果は傷みが早い」と書かれています。買う前と、家に帰ってからの両方でチェックしましょう。
| チェックすること | よい状態 | 避けたい状態 |
|---|---|---|
| 色 | 全体が濃い紫〜黒っぽい青 | 赤や緑が多く残っている |
| 表面 | 白いブルームがうっすらついている | ブルームがなく、テカテカしている |
| ハリ | ふっくらしていて皮にハリがある | しわが寄っている、やわらかすぎる |
| パックの底 | 乾いている | 汁がたまっている、しみがついている |
| におい・カビ | さわやかな香り | 白や緑のふわふわしたカビがある |
ワシントン州立大学の資料では、パックが湿っていたり、しみがついていたりするのは、熟しすぎのサインかもしれないと注意しています。コロラド州立大学の資料でも、傷みやカビのある実は使わないようにと書かれています。
家でパックを開けたら、まず傷んだ実やカビの生えた実をよけておきましょう。1粒の傷んだ実から、まわりの実まで傷みが広がりやすくなるからです。
ブルーベリーでいちばん大切なポイントが、洗うタイミングです。DELISH KITCHENは「食べる直前に洗うのがポイント」としていて、冷蔵保存の説明でも、調理の直前に水で洗うように書いています。ワシントン州立大学の資料にも、使う直前まで洗わずに保存するようにと書かれています。
理由は大きく2つあります。
つまり、「買ってきたらそのまま冷蔵庫へ、食べる分だけ食べる前に洗う」が基本です。
ブルーベリーの皮はうすく、強くこすると実が傷みます。次の手順でやさしく洗いましょう。
洗ったあとも白い粉が少し残ることがありますが、DELISH KITCHENによると、ブルーベリー自身が出しているものなので、食べても問題ないとされています。ゴシゴシこすって落とす必要はありません。
ジャムやお菓子に使う場合も、洗ったあとの水気はしっかりふき取っておくと、仕上がりが水っぽくなりにくくなります。ジャムの作り方はブルーベリージャムの作り方でくわしく紹介しています。
選んで持ち帰ったブルーベリーは、なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。千葉県の図鑑では「日持ちが悪いため、手に入ったらすぐ冷蔵庫に入れる」としています。DELISH KITCHENは、常温保存には向いていないとしたうえで、次のような保存方法を紹介しています。
どちらの場合も、ここまで説明したとおり「洗わずに」保存して、使う直前に洗うのがポイントです。冷凍のくわしいコツはブルーベリーの保存方法と冷凍のコツにまとめています。
冷凍するときだけは、先に洗っておく方法もあります。ホームセンターのコメリが紹介しているジャム作りの解説では、冷凍保存する場合は、さっと水で汚れを落とし、水を切ってから容器や袋に入れて冷凍庫で保存するとしています。この場合も、水気をしっかり切ってから冷凍するのがポイントです。水気が残っていると、実どうしがくっついて大きなかたまりになり、使うときに取り出しにくくなります。
また、冷蔵庫に入れる前に、傷んだ実やカビのある実を取りのぞいておくことも大切です。コメリの解説では、表面がしわしわのブルーベリーはジャムに使わないようにとしています。しわの寄った実は、そのまま食べるより、早めに確認して取りのぞいておきましょう。
ちょっとした選び方と洗い方のひと手間で、ブルーベリーはもっとおいしく、長く楽しめます。次に買うときは、ぜひブルームと色をチェックしてみてください。
甘いブルーベリーを見分けるポイントは、色・軸の付け根・表面の白い粉(ブルーム)。ブルーベリー狩りでも買い物でも使える、完熟の見分け方を解説します。
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