OPI(オーピーアイ)OPI
OPI(オーピーアイ)は、近年オーストラリアで開発されたとされるサザンハイブッシュ系の極早生品種です。日本の観光農園の説明では、ユーリカと同じくらいの極早生で、
5月中旬〜(温暖地の目安)
甘さ− 酸味−
粒− 育てやすさ★★★★★
サザンハイブッシュ系 ・ 中生 ・ 中粒〜大粒
ファーシングは、フロリダ大学のポール・ライリーン博士らが育成したサザンハイブッシュ系の特許品種(US PP19,341)で、FL96-27とウィンザーの交配から生まれ、2007年に出願されました。果実は硬さが際立ち、フロリダ大学の資料では、ほぼシャキッとした食感で機械収穫にも成功しているとされます。甘く、ほどよい酸味があり、小さな種でジューシー、皮が薄いと特許に記載されています。樹勢が強く、枝数の多い密な樹冠を作ります。低温要求量は約300時間。軽い着果では大粒になりますが、通常は着果過多で中粒に収まります。根腐れや茎枯れ病への抵抗性が平均以上とされます。特許品種のため、増殖にはライセンスが必要です。
| 甘さ | ★★★★★ |
|---|---|
| 酸味 | ★★★★★ |
| 粒の大きさ | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★★ |
| 寒さへの強さ | ★★★★★ |
| 暑さへの強さ | ★★★★★ |
根拠:味: 甘く、ほどよい酸味、1粒約2.1g / 1粒 2.1g / 粒: 中粒〜大粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。
※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。
| 英名 | Farthing |
|---|---|
| 系統 | サザンハイブッシュ系 |
| 収穫時期 | 6月上旬〜6月下旬(愛知県岡崎市での実測、温暖地の目安) |
| 果実の大きさ | 中粒〜大粒 |
| 味の特徴 | 甘みの中にほどよい酸味。果肉は非常に硬く、クリスプに近い食感。 |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | 強い |
| 栽培適地 | 関東以西の温暖な地域が中心(アメリカではフロリダ中北部が主産地で、他の品種には暑すぎる条件でも良好に育つとされる) |
| 低温要求量 | 約300時間 |
| 育てやすさ | 易 |
| 用途 | 生食向き。硬肉で貯蔵・流通向き |
資料にある栽培適地:関東以西の温暖な地域が中心(アメリカではフロリダ中北部が主産地で、他の品種には暑すぎる条件でも良好に育つとされる)
| 寒い地域(北海道・東北・高冷地) | ○ |
|---|---|
| 暖かい地域(関東以西の平地・九州など) | ◎ |
◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。
フロリダ大学が育成。ポール・ライリーン博士が発明者で、権利者はFlorida Foundation Seed Producers。交配はFL96-27(母)×ウィンザー(父)で、1996年2月にフロリダ州ゲインズビルの温室で行われ、1998年春に初結実。2007年10月1日に出願、2008年10月14日に特許(US PP19,341)が公開された(特許文書)。フロリダ大学IFASの資料では2007年の発表。国内では大関ナーセリーが2015年に新品種として紹介している。
特許の記載では、樹勢が強く、枝数の多い密な樹冠を作り、直立と開張の中間の樹形です。低温要求量は約300時間で、休眠中の株は約-15℃、花と果実は約-3℃まで耐えるとされます。根腐れと茎枯れ病への抵抗性が平均以上です。開花が早い品種(2月上旬ごろ)で、これは北フロリダの温暖な条件下での観察です。フロリダ大学IFASの資料では、着果が多すぎると果実が中粒に収まるため、着果量の調整で大粒にできるとされます。大関ナーセリーは、栽培者にとって非常に栽培しやすい品種で、花がジュエルやエメラルドより遅く咲くため、遅霜の被害のリスクが少ないと述べています。
特許では、フロリダの多くの品種より自家結実性が高いが、交配受粉を促す植え方を勧めている。FFSPのページでは、部分的に自家不和合性があり、十分な結実には他家受粉が必要とされる。相性のよい具体的な品種名は、確認できた出典に記載がない。
受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。
特許では、北フロリダで5月初旬に50%が熟す。大関ナーセリーとFFSPでは、スター、ウィンザー、エメラルドとほぼ同時期に熟し、収穫期間は約6週間。甘く、ほどよい酸味でジューシー。生食向き。加工への向き不向きは、確認できた出典に記載がない。
果実の色が濃く、果梗側の着色が不揃いになりやすい(IFAS)。着果過多で果実が小さくなる(IFAS、FFSP)。特許品種で、ライセンスなしの増殖は認められない。特許のデータは北フロリダの試験圃場と温室のもので、国内の気候とは異なる。
IFASの表では227 g/mmで、ほぼシャキッとした食感とされます。硬さと樹上での保持力で、商業的な機械収穫が成功しています。
特許とFFSPのページでは約300時間とされています。
特許では、フロリダの多くの品種より自家結実性が高いとされます。一方FFSPのページは、部分的に自家不和合性があり他家受粉が必要としています。
【ファーシング】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル
OPI(オーピーアイ)は、近年オーストラリアで開発されたとされるサザンハイブッシュ系の極早生品種です。日本の観光農園の説明では、ユーリカと同じくらいの極早生で、
5月中旬〜(温暖地の目安)
甘さ− 酸味−
粒− 育てやすさ★★★★★
糖度13〜17度と甘みが強く、酸味が少ない。香りが豊かで果肉はやわらかくジューシーで、完熟果は「桃のよう」と評されることもある。
5月下旬〜6月中旬(関東〜東海の平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
すっきりとした甘さで糖度は11度前後。やわらかくジューシーだが、完熟前は酸味が残りやすい。
6月上旬〜6月下旬(関東〜東海の平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。
この品種のページは、次の7件の資料をもとに書いています。