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ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)Lowbush Blueberry (Vaccinium angustifolium)

ローブッシュ系(野生種) ・ 中生 ・ 小粒

ローブッシュ系(野生種)中生小粒育てやすさ: やや難(暑さに弱い)
ローブッシュブルーベリー(カナダ・ニューファンドランド)
ローブッシュブルーベリー(カナダ・ニューファンドランド) — 撮影:Ryan Hodnett(CC BY-SA 4.0・Wikimedia Commons)
ローブッシュブルーベリー
ローブッシュブルーベリー — 撮影:Ryan Hodnett(CC BY-SA 4.0・Wikimedia Commons)

ローブッシュブルーベリー(Vaccinium angustifolium)は、カナダ東部から米国北東部に自生する野生種で、高さ5〜60cm(日本語の資料では15〜50cm程度)の低い落葉低木です。果実は小粒で甘く、濃青〜黒色で、抗酸化成分やフラボノイドが豊富です。火入れの後に増えるほど火に強く、地下茎でも広がります。北米では栽培化された品種ではなく、自生地を管理して収穫する方式が中心で、栄養成長の年と結実の年を交互に繰り返す2年サイクルで、刈り込みや火入れを行います。メイン州の州の果実です。日本の園芸栽培向けの品種情報は今回確認した資料にありません。日本語のウィキペディアではハイブッシュ系とラビットアイ系が栽培種とされ、ローブッシュ系の栽培方法は記載されていません。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)の特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味−
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 小粒だが甘みと香りが濃い / 粒: 小粒 / 育てやすさ: やや難(暑さに弱い)。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)はこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Lowbush Blueberry (Vaccinium angustifolium)
系統ローブッシュ系(野生種)
収穫時期7月中旬〜8月上旬(関東平地の目安。冷涼地ではやや遅れる)
果実の大きさ小粒
味の特徴小粒だが甘みと香りが濃く、アントシアニンが豊富で味が濃縮されている。
耐寒性非常に強い
耐暑性弱い
栽培適地北海道・東北・高冷地
育てやすさやや難(暑さに弱い)
用途加工向き(ジャム・製菓・冷凍)。生食も可
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)のおすすめ地域

資料にある栽培適地:北海道・東北・高冷地

寒い地域(北海道・東北・高冷地)◎
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)△

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)の来歴

北米東部(カナダ東部のマニトバ州からニューファンドランド、五大湖地方、米国中北部・東部)原産の野生種。先住民も火入れで収穫を促していた(英語版ウィキペディア)。ノバスコシア州の州の果実、メイン州の州の果実。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)の特徴

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)の育て方のポイント

英語版ウィキペディアによると、自生地では水はけの良い酸性土壌の開けた林や古い畑、砂地・岩地に育ちます。商業的な栽培では、数年ごとの火入れや秋の刈り込み(フレイルモアなど)で灌木を除去し、土に養分を戻します。結実の年と栄養成長の年を交互にする2年サイクルで管理し、畑の半分ずつをそれぞれの状態にします。家庭での鉢植えや庭植えの具体的な管理方法、耐寒性・耐暑性は、今回確認した資料に記載がありません。

受粉と相性のよい組み合わせ

商業栽培ではミツバチの巣箱を1エーカーあたり1〜8箱ほど借り、花の10〜20%が咲いた時期に約2週間置く。マルハナバチ(低温・雨でも飛ぶ)や野生のハナバチも受粉に寄与する。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

収穫時期と食べ方

果実は小粒で甘く、抗酸化成分が豊富。日本語の資料ではブルーベリー全般の利用として生食、ジャム、果実酒、ジュース、菓子材料などが挙げられている。ローブッシュ系に限った加工適性は資料に記載なし。

育てるときの注意点

野生種(自生地の管理収穫が中心)であり、日本の家庭栽培での適応性は今回確認した資料に記載がない。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)のよくある質問

Q. ローブッシュ系とはどんなブルーベリーですか?

北米東部原産の背の低い野生種で、高さは5〜60cm程度です。日本語の資料では、ハイブッシュ系、ラビットアイ系と並ぶ食用として重要な3系統の一つとされています。

Q. どうやって栽培(収穫)されていますか?

北米では自生地を管理し、火入れや刈り込みを行う2年サイクルで収穫します。栄養成長の年と結実の年を交互にします。

Q. どんな味ですか?

小粒で甘く、濃青〜黒色で、抗酸化成分が豊富です。

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)の紹介動画

Harvesting Wild Blueberries in New Brunswick | Ep 7 with Chef Dennis Prescott — New Brunswick Deliciously Canadian

ローブッシュブルーベリー(野生種・ワイルドブルーベリー)に近い品種はこちら

同じ系統の品種

ローブッシュ系(野生種)中生小粒

ブランズウィックBrunswick

野生種らしい濃い甘みと香り。小粒で皮が薄い。

7月頃(早生〜盛夏、原産地カナダ・ノバスコシア州の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の3件の資料をもとに書いています。