いまの旬:オフシーズン来季のブルーベリー狩りは例年4月上旬からお取り寄せ 286商品品種図鑑 146品種掲載農園 726園

サウスムーンSouthmoon

サザンハイブッシュ系 ・ 大粒

サザンハイブッシュ系大粒

米国フロリダ大学の育種温室で交配され、P.ライリーン博士が育成したサザンハイブッシュ系品種で、1997年に米国の植物特許を取得しています。シャープブルーなど低温要求量の少ないフロリダの系統に、地元の野生ハイブッシュの血を加えて生まれました。果実は1粒約2.3gと大きく、やや平たい形で濃い青色。とても硬く、収穫後も日持ちがよいとされています。味は甘くてわずかに酸味があり、食味・食感の試験で高く評価されました。樹勢は強く直立型で、北フロリダでは6年で高さ約2mになり、収量も多い品種です。花粉は多く、ある程度は1本でも実がなりますが、十分な収量にはほかのサザンハイブッシュとの混植が必要です。フロリダ大学の資料では、収穫はシャープブルーより約10日遅く、良く育てば品質はとても良い一方、根腐れ病(フィトフトラ)にかかりやすい点が指摘されています。冬が暖かいと早く芽吹くため、春先の寒の戻りに注意が必要です。

サウスムーンの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ−
寒さへの強さ−
暑さへの強さ−

根拠:味: 特許資料に「甘くてわずかに酸味がある」、食味試験で高評価と記載 / 1粒 2.3g / 粒: 大粒。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

サウスムーンはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Southmoon
系統サザンハイブッシュ系
果実の大きさ大粒
味の特徴甘くてわずかに酸味がある。食味・食感の評価が高い
由来米国フロリダ大学(育成者P.M.ライリーン)。1981年実生、1985年選抜、1997年米国植物特許取得(大学資料では1995年発表)
耐寒性冬が暖かいと早く休眠から覚めるため、3〜4月の寒の戻りの影響を受けやすい
栽培適地冬が温暖な地域(米国フロリダ州北中部で試験)
低温要求量少ない(試験地の冬季7℃以下は平均約400時間)
受粉部分的に自家結実するが、十分な収量にはほかのサザンハイブッシュ系との混植が必要
用途生食
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

サウスムーンのおすすめ地域

資料にある栽培適地:冬が温暖な地域(米国フロリダ州北中部で試験)

寒い地域(北海道・東北・高冷地)−
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)−

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

サウスムーンに近い品種はこちら

同じ系統の品種

サザンハイブッシュ系極早生 動画あり

OPI(オーピーアイ)OPI

OPI(オーピーアイ)は、近年オーストラリアで開発されたとされるサザンハイブッシュ系の極早生品種です。日本の観光農園の説明では、ユーリカと同じくらいの極早生で、

5月中旬〜(温暖地の目安)

甘さ− 酸味−
粒− 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
サザンハイブッシュ系極早生大粒 動画あり

オニールO'Neal

糖度13〜17度と甘みが強く、酸味が少ない。香りが豊かで果肉はやわらかくジューシーで、完熟果は「桃のよう」と評されることもある。

5月下旬〜6月中旬(関東〜東海の平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
サザンハイブッシュ系極早生中粒〜大粒 動画あり

ジュエルJewel

すっきりとした甘さで糖度は11度前後。やわらかくジューシーだが、完熟前は酸味が残りやすい。

6月上旬〜6月下旬(関東〜東海の平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の2件の資料をもとに書いています。