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オースチンAustin

ラビットアイ系 ・ 早生 ・ 大粒

ラビットアイ系早生大粒育てやすさ: 易

オースチンは1996年に発表されたラビットアイ系の早生品種で、果実は中大粒(国内資料で16〜20mm)、平均糖度は12.5〜15.8度と紹介されています。甘みと酸味のバランスがよく、裂果にある程度耐えるのが利点です。一方、種がやや大きめで気になるとの指摘が米国・国内の資料に共通してあります。幼木の間は生育が控えめですが、成木になると樹勢が強く、ひこばえ(サッカー)が大量に出て管理に手間がかかるとされます。土壌適応性が高く、耐暑性・耐乾性が強いほか、秋の紅葉が美しく庭木としても楽しめます。受粉樹にはクライマックス、プレミア、アラパハなどが挙げられています。収穫は国内の苗木店ページで7月上旬〜8月中旬、用途は生食とジャムです。

オースチンの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 甘みと酸味のバランスがよい。糖度12.5〜15.8度 / 糖度 12.5〜15.8度 / 粒: 大粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

オースチンはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Austin
系統ラビットアイ系
収穫時期7月上旬〜8月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ大粒
味の特徴甘みと酸味のバランスがよく、食感がよい。糖度12.5〜15.8度。種がやや大きめで気になることもある。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量450〜500時間
育てやすさ易
用途生食向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

オースチンのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

オースチンの来歴

1996年に発表されたラビットアイ系の早生品種(国内の栽培者ページによる)。米国のジョージア州の大学資料でも、早生のラビットアイ品種として取り上げられています。

オースチンの特徴

オースチンの育て方のポイント

弱酸性土(pH4.3〜5.3)を好み、日当たりの良い場所で育てます。水切れしやすいため、特に春夏の水やりに注意し、10月以降は地植えなら雨任せ、鉢植えは土が乾いてからたっぷり与えます。肥料は3月、5月下旬以降(硫酸マグネシウム)、12〜2月(寒肥)です。剪定は込み合う枝を間引く程度で十分とされ、4年以上経った古い枝は若い主軸と入れ替えます。成木ではサッカーが大量に出て管理に悩まされることがあるため、定期的な整理が必要です。若木のならせすぎにも注意してください。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性は弱く、近くにラビットアイ系の別品種を植えます。国内の苗木店はクライマックスとの相性が特に良いとし、米国の大学資料ではアラパハ、プレミア、ブライトウェルが受粉樹として挙げられています。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植え・コンテナ栽培に向くとされています。根が髭根で根詰まりしやすく過湿になりやすいため、2年ごとの土の入れ替えが勧められています。ベランダ栽培は乾きやすく、土が乾く時期は朝夕の水やりが必要です。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

国内の苗木店では収穫は7月上旬〜8月中旬、用途は生食とジャムです。米国ジョージア州では6月上〜中旬にクライマックスと同時期かやや後に熟します。国内の栽培者は、ブライトウェルの少し前の収穫で、広島では夏休み品種にならないと述べています。

育てるときの注意点

種が大きめで、受粉が良いと種が目立つことがあります(米国資料では限定的な植栽のみ推奨)。成木ではサッカーが大量に出ます。夏の高温多湿や根腐れで秋冬以外に紅葉することがあり、高温多湿時にまれにイラガが出ます。

オースチンのよくある質問

Q. 種は気になりますか?

種がやや大きめで気になることがあると、米国の大学資料と国内の栽培者の双方が指摘しています。

Q. 裂果しやすいですか?

国内の栽培者は、裂果にある程度耐えるとしています。

Q. 受粉樹は何が良いですか?

国内の苗木店はクライマックスとの相性が良いとし、米国の大学資料はアラパハ、プレミア、ブライトウェルを挙げています。

オースチンの紹介動画

ブルーベリー剪定 オースチン 20170309 — やわらぎファーム

オースチンを栽培している農園

オースチンに近い品種はこちら

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ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。