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バルドウィンBaldwin

ラビットアイ系 ・ 晩生 ・ 中粒〜大粒

ラビットアイ系晩生中粒〜大粒育てやすさ: 易

バルドウィンは、1985年に米国ジョージア州で発表された晩生のラビットアイ系品種です。交配親はティフブルー×GA6-40で、苗木店資料では最晩生とされます。果実は中大粒(16〜19mm)で、平均糖度は15〜16.9度と甘く、日持ちが良く、豊産から超豊産です。樹勢が強く、耐暑性・耐乾性も強い育てやすい品種で、収穫期間が長く、米国の大学資料では摘み取り園向きとされます。濃い果色のため生果の出荷市場には向きません。日本の苗木店資料では収穫は8月上旬〜9月上旬が目安です。米国資料では低温要求量は550〜650時間で、風味・硬さ・軸の付け根は良好とされています。日本の苗木店資料では耐病性が他のラビットアイ系より強く、初心者向けとされています。

バルドウィンの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味−
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 甘みが非常に強い。糖度15〜16.9度 / 糖度 15〜16.9度 / 粒: 中粒〜大粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

バルドウィンはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Baldwin
系統ラビットアイ系
収穫時期7月下旬〜9月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒〜大粒
味の特徴果粉が濃く丸い果実で、甘みが非常に強い。糖度15〜16.9度。長期間にわたり安定した味を楽しめる。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量550〜650時間
育てやすさ易
用途生食・加工兼用
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

バルドウィンのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

バルドウィンの来歴

1985年に米国ジョージア州で発表。交配親はティフブルー×GA6-40(マイヤーズ×ブラックジャイアント)。ラビットアイ系の最晩生品種とされる(苗木店資料)。

バルドウィンの特徴

バルドウィンの育て方のポイント

日なたを好み、土は弱酸性(pH4.3〜5.3)。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地で2〜3月。無調整ピートモス約3割・堆肥約2割を混ぜ、10cm以上マルチングします。耐暑性・耐乾性は強く、耐寒性・耐陰性はやや弱めです。水切れしやすいので初夏〜9月は乾燥に注意し、10月以降の地植えは雨任せにします。肥料は3月、5月下旬以降(硫酸マグネシウム)、12〜2月の寒肥。剪定は込み合う枝を間引く程度で足り、4年以上の枝は若い主軸と入れ替えます。植栽適地は東北〜九州とされています。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性が弱く、1本だけでは実がつきにくい。2品種以上の混植が必要。米国資料の受粉樹はブライトウェル、パウダーブルー、センチュリオン。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植え可。ブルーベリーの土または培養土にピートモスを混ぜ、2年ごとに土を入れ替える。夏は乾きやすく朝夕2回の水やりが必要になることがある。土が乾いたらたっぷり与え、乾いていないときは与えない。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

日本の苗木店資料では収穫は8月上旬〜9月上旬(樹上完熟は9月中旬ごろとの記載もある)。生食とジャムに向く。米国資料では濃い色のため生果出荷には不向きで、後半の収穫を望む摘み取り園に適するとされる。

育てるときの注意点

若木のうちは成らせすぎない。花期の水切れで花や果実が落ちる。高温多湿時にイラガが発生することがある。ある果樹園の資料では、実が小さく収穫に手間がかかるとされる。

バルドウィンのよくある質問

Q. 収穫はいつごろですか?

日本の苗木店資料では8月上旬〜9月上旬で、ラビットアイ系の中でも最も遅い部類です。

Q. 家庭や摘み取りに向いていますか?

収穫期間が長く、米国の大学資料でも摘み取り園向きとされています。

Q. 受粉樹は?

米国資料ではブライトウェル、パウダーブルー、センチュリオンが挙げられています。

バルドウィンの紹介動画

【バルドウィン】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

バルドウィンを栽培している農園

バルドウィンに近い品種はこちら

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ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。