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デライトDelite

ラビットアイ系 ・ 晩生 ・ 中粒〜大粒

ラビットアイ系晩生中粒〜大粒育てやすさ: 普通

デライトは1969年に米国ジョージア州で発表された晩生のラビットアイ系品種です。交配親はT-14(キャラウェイ×エセル)×T-15と記載されています。日本の苗木店の説明では、完熟果は最高に甘く、香りがよく、風味がすばらしいとされ、平均糖度は12〜15.7度、果肉は締まって日持ちもします。農園の評価でも、ラビットアイの中で上位クラスの食味とされます。樹勢が強く、耐暑性・耐乾性も強いため、日本の家庭栽培では育てやすい品種です。収穫は7月下旬〜9月上旬と遅めです。米国では葉のさび病と結実の不安定さのため、商業栽培の対象から外れています。植栽適地は東北から九州とされ、1本では実がつきにくいので受粉樹が必要です。

デライトの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 完熟果は最高に甘い。酸味も適度。糖度12〜15.7度 / 糖度 12〜15.7度 / 粒: 中粒〜大粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

デライトはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Delite
系統ラビットアイ系
収穫時期7月下旬〜9月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒〜大粒
味の特徴独特の芳香と濃い風味があり、ラビットアイの中でもトップクラスの食味と評される。糖度12〜15.7度で酸味も適度にある。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量約500時間
育てやすさ普通
用途生食向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

デライトのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

デライトの来歴

1969年に米国ジョージア州で発表されました。交配親はT-14(キャラウェイ×エセル)×T-15〔10-144(クローラ×ブラックジャイアント)×W8〕と記載されています(花ひろば)。

デライトの特徴

デライトの育て方のポイント

植え付けは、暖地では9月中旬〜12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2〜3月ごろです(寒冷地では冬の植え付けは控えます)。土はpH4.3〜5.3の弱酸性を好み、日なたを好みます。水やりは、土が乾いたらたっぷり与えます。肥料は3月に施し、5月下旬以降は硫酸マグネシウム肥料、12〜2月に寒肥を施します。剪定は込み合う枝を間引く程度でよく、4年以上の古い枝は若い主軸と入れ替えます。1年目から結実しますが、ならせすぎに注意し、1枝の果実が多いと小粒になるため摘果します。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性は弱く、1本ではなりにくいため、ラビットアイ系の別品種を2品種以上混植することが推奨されています。推奨受粉樹(結実率順)は、ティフブルー、グロリア、ウッダード、ガーデンブルー、クライマックス、ブライトブルー、ブライトウェル、フェスティバル、パウダーブルー、ホームベル、メンディトゥーです(花ひろば)。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

苗木店の説明では、栽培用途に鉢植えが含まれ、最終樹高は1〜2mです。ブルーベリー用土か培養土とピートモスの混合土を使い、2年ごとに土を入れ替えます。鉢増しは11月か3月で、ベランダ栽培では夏に朝夕2回の水やりが目安です。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

日本では7月下旬〜9月上旬に収穫します。用途は生食とジャムです。完熟果は甘みと香りが際立つため、樹上でしっかり熟してから収穫するのがおすすめです。

育てるときの注意点

米国ジョージア州の資料では、葉のさび病と不安定な結実のため、商業栽培の対象から外れています。1本では実がつきにくいため受粉樹が必要です。開花期(4月中旬〜5月中旬)は水切れしやすく、花や果実を落とすことがあります。酸性不足でクロロシスになりやすく、夏の高温多湿や根腐れで秋冬以外に紅葉することがあります。

デライトのよくある質問

Q. デライトは美味しいですか?

完熟果は最高に甘く、香りがよいとされ、農園の評価でもラビットアイの中で上位の食味とされています。

Q. なぜ米国では商業栽培されないのですか?

米国ジョージア州の資料では、葉のさび病と結実の不安定さが理由とされています。

Q. 収穫はいつごろですか?

日本の苗木店の説明では7月下旬〜9月上旬です。

デライトの紹介動画

【デライト】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

デライトを栽培している農園

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同じ系統の品種

ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。