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ウッダードWoodard

ラビットアイ系 ・ 早生 ・ 大粒

ラビットアイ系早生大粒育てやすさ: 普通

ウッダードは1960年に米国ジョージア州で発表されたラビットアイ系の早生品種で、ホームベル、ティフブルーと並ぶ御三家の一つとされ、日本に最初に導入されたラビットアイ系品種と紹介されています。香りがよく、完熟果は最高品質とされ、平均糖度は12〜20度と記載されています。一方、落果や裂果が多く、結実はやや不安定です。米国の資料では、果実は柔らかく完熟前は非常に酸っぱく、生鮮出荷や加工には向かず、開花が早いため凍害を受けやすいため、ジョージア州では推奨されなくなったとされます。完熟果を自家消費する家庭果樹向きの品種といえます。日本では7月中旬〜8月下旬に収穫でき、植栽適地は東北から九州とされています。

ウッダードの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味−
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 完熟すると甘みが強い。糖度12〜20度 / 糖度 12〜20度 / 粒: 大粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ウッダードはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Woodard
系統ラビットアイ系
収穫時期6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
果実の大きさ大粒
味の特徴完熟すると甘みが強く風味に優れ、ラビットアイ早生の中では屈指の食味。糖度12〜20度。ただし完熟前は酸味が強く、果肉は柔らかい。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量350〜400時間
育てやすさ普通
用途生食向き(完熟果)。柔らかいため流通には不向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ウッダードのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ウッダードの来歴

1960年に米国ジョージア州で発表されました。交配親はエッセル×キャラウェイと記載されています。ホームベル、ティフブルーと並ぶ御三家の一つで、日本に最初に導入されたラビットアイ系品種と紹介されています(花ひろば)。

ウッダードの特徴

ウッダードの育て方のポイント

植え付けは、暖地では9月中旬〜12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2〜3月です。土はpH4.3〜5.3の弱酸性を好み、日当たりを好みます。水切れしやすいため、夏は水やりを十分に行い、10月以降は地植えは雨任せ、鉢植えは土が乾いたら与えます。肥料は3月に元肥、5月下旬以降に硫酸マグネシウム肥料、12〜2月に寒肥を施します。剪定は込み合う枝を間引く程度でよく、4年以上の古い枝は若い主軸と入れ替えます。花を咲かせすぎないよう注意が必要です。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性は弱く、1本では実がなりにくいため、近くにラビットアイ系の別品種を植えます。推奨受粉樹(結実率順)として、ティフブルー、デライト、グロリア、ガーデンブルー、クライマックス、ブライトブルー、ブライトウェル、フェスティバル、パウダーブルー、ホームベル、メンディトゥーが挙げられています(花ひろば)。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

苗木店の説明では鉢植えにも対応しています。ブルーベリー用土か培養土とピートモスの混合土を使い、根詰まりや過湿を防ぐため2年ごとに土を入れ替え、鉢増しは11月か3月です。ベランダ栽培は乾きやすく、夏は朝夕の水やりが必要です。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は7月中旬〜8月下旬(日本)。完熟果は甘く風味がよく、自家消費向きです。米国の資料では、果実が柔らかく生鮮出荷に向かず、冷凍すると皮が硬くなるため加工にも向かないとされます。

育てるときの注意点

米国の資料では、開花が早く凍害を受けやすく、完熟前は非常に酸っぱく、生鮮出荷や加工には向かないため、ジョージア州では推奨されていません。落果と裂果が多く、実付きが悪めです。花期や夏は水切れに注意し、酸性不足でクロロシスになりやすい点にも気をつけてください。

ウッダードのよくある質問

Q. ウッダードは甘いですか?

完熟果は香りがよく最高品質とされ、平均糖度は12〜20度と記載されています。ただし完熟前は非常に酸っぱいため、しっかり熟すまで待つ必要があります。

Q. なぜ米国では推奨されないのですか?

米国ジョージア州の資料では、果実が柔らかく生鮮出荷に向かず、開花が早く凍害を受けやすいためとされています。

Q. 受粉樹は必要ですか?

自家結実性が弱く、1本では実がなりにくいため、ティフブルーなど別のラビットアイ系品種が必要です。

ウッダードの紹介動画

7月のブルーベリー・ウッダード — ガーデニングペディア

ウッダードを栽培している農園

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ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の3件の資料をもとに書いています。