いまの旬:オフシーズン来季のブルーベリー狩りは例年4月上旬からお取り寄せ 286商品品種図鑑 146品種掲載農園 726園

フェスティバル(T-172)Festival (T-172)

ラビットアイ系 ・ 中生 ・ 中粒〜大粒

ラビットアイ系中生中粒〜大粒育てやすさ: 易

フェスティバルは、ティフブルーとT-65の交配とされるラビットアイ系の品種で、7月下旬〜8月上旬に熟します。果実は14〜19mmの中〜大粒で、平均糖度は15〜17度と非常に甘く、種苗店ページはラビットアイで最も人気のある品種と紹介しています。樹勢は強く、土壌適応性が高く、栽培が容易で収量も多いとされます。自家結実性は弱く、ティフブルーなど他のラビットアイ系の混植が必要です。耐寒性はやや弱く、日陰には弱い点に注意が必要です。植え付けは暖地で秋、寒冷地で2〜3月が適期で、2年目から少量、3年目以降に本格的に収穫できます。栽培家サイトでは風味A、育てやすさ○の評価です。収穫は植え付け2年目から少量、3年目以降が本格的です。

フェスティバル(T-172)の特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 甘みが非常に強く糖度15〜17度。酸味は穏やか / 糖度 15〜17度 / 粒: 中粒〜大粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

フェスティバル(T-172)はこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Festival (T-172)
系統ラビットアイ系
収穫時期7月下旬〜8月上旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒〜大粒
味の特徴甘みが非常に強く、糖度15〜17度。酸味は穏やかで、ラビットアイの中でも食味評価が高い。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
育てやすさ易
用途生食向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

フェスティバル(T-172)のおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

フェスティバル(T-172)の来歴

種苗店ページでは、ティフブルーとT-65の交配とされています。育成機関・育成年は確認できた資料に記載がありませんでした。

フェスティバル(T-172)の特徴

フェスティバル(T-172)の育て方のポイント

好む土壌酸度はpH4.3〜5.3で、日向を好みます。4〜8月の半日陰は乾燥対策になりますが、花数は減ります。10cm以上の腐葉土や堆肥のマルチングで水分を保ちます。3月に専用肥料、5月下旬以降に硫酸マグネシウム、冬に有機肥料を与えます。剪定は混み合う枝の間引き程度で、4年以上たって花付きが落ちた枝は更新します。実をつけすぎると果実が小さくなるため摘果します。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地で2〜3月が適期です。耐寒性はやや弱いとされています。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性が弱く、他のラビットアイ系を近くに植えます。結実率の高い順に、ティフブルー、デライト、グロリア、ウッダード、ガーデンブルー、クライマックス、ブライトブルー、ブライトウェル、パウダーブルー、ホームベル、メンデイトが紹介されています。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植えにも向くと紹介されています。ブルーベリー用土か培養土にピートモスを混ぜたものを使い、2年ごとに植え替えます。夏は朝夕2回の水やりが必要になることがあります。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は7月下旬〜8月上旬で、生食とジャムに向きます。植え付け2年目から少量の収穫ができ、3年目以降は通常どおり収穫できます。

育てるときの注意点

耐寒性はやや弱く、日陰には弱いとされています。水不足で花や果実が落ちることがあり、酸度不足でクロロシス、夏の高温多湿で葉が赤くなる、イラガが出るなどの症状が出ます。

フェスティバル(T-172)のよくある質問

Q. 味の評価は?

平均糖度15〜17度で非常に甘く、栽培家サイトでも風味はAの評価です。

Q. 受粉樹は?

ティフブルー、デライト、グロリアなど他のラビットアイ系が紹介されています。

Q. 育てやすいですか?

樹勢が強く土壌適応性が高く、栽培家サイトでも育てやすさは○と評価されています。

フェスティバル(T-172)の紹介動画

第50回「ブルーベリー(フェスティバル)を不織布鉢に植付け+軽く剪定」の巻【ド素人果樹栽培】 — ミッチャンネル

フェスティバル(T-172)に近い品種はこちら

同じ系統の品種

ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の2件の資料をもとに書いています。