クライマックスClimax
甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。
6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
ラビットアイ系 ・ 中生 ・ 大粒
マル(ブルーマル)は、ニュージーランドで1978年に作出されたラビットアイ系の品種で、プレミアの実生から選抜されたラヒの兄弟品種とされています。日本の苗木店の説明では、樹勢が強く丈夫で育てやすい初心者向けで、果実は17〜22mmの中大粒、平均糖度は15度です。樹上で完熟させると酸味が抜けて甘く風味がよくなりますが、皮の厚さや種が気になる点も挙げられています。豊産で、樹上の日持ちがよく収穫期間が長いため、暖地では長く収穫を楽しめます。耐寒性と耐病性はやや弱いので、寒冷地での冬の植え付けは控えます。開花期がラヒと合うため、ラヒとの混植が定番です。ニュージーランドでは南半球の2月下旬〜4月中旬に収穫され、低温要求量は400〜600時間とされています。
| 甘さ | ★★★★★ |
|---|---|
| 酸味 | ★★★★★ |
| 粒の大きさ | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★★ |
| 寒さへの強さ | ★★★★★ |
| 暑さへの強さ | ★★★★★ |
根拠:味: 糖度15度前後。樹上完熟で酸味が抜けて甘い / 糖度 15度 / 粒: 大粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。
※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。
| 英名 | Maru |
|---|---|
| 系統 | ラビットアイ系 |
| 収穫時期 | 7月中旬〜8月中旬(関東平地の目安) |
| 果実の大きさ | 大粒 |
| 味の特徴 | 糖度15度前後。樹上完熟させると酸味が抜けて甘く風味がよくなる。17〜22mmの大粒。 |
| 耐寒性 | やや弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 栽培適地 | 東北南部〜九州(暖地向き) |
| 低温要求量 | 400〜600時間(推定、ニュージーランドAwapuni Nurseries調べ) |
| 育てやすさ | 易 |
| 用途 | 生食向き |
資料にある栽培適地:東北南部〜九州(暖地向き)
| 寒い地域(北海道・東北・高冷地) | △ |
|---|---|
| 暖かい地域(関東以西の平地・九州など) | ◎ |
◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。
ニュージーランド原産のラビットアイ系で、1978年作出。プレミアの実生と、ラヒの兄弟品種と記載されています(花ひろば、ブルーベリーファクトリー)。
植え付けは、暖地では9月中旬〜12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2〜3月が最適です。土はpH4.3〜5.3の弱酸性を好み、日なたを好みます(4月下旬〜8月は半日陰も可、ただし花つきは悪くなります)。肥料は3月と5月下旬、12〜2月に与えます。剪定は込み合う枝を間引く程度でよく、4年以上たった枝は若い主軸と入れ替えます。若木はならせすぎに注意し、植え付け1年目は数個程度の収穫にとどめます。耐寒性がやや弱いため、寒冷地では冬の植え付けを控えます。酸性が不足するとクロロシスになりやすいため、ピートモスや硫酸マグネシウム肥料で酸性を保ちます。
1本ではならず、ラビットアイ系の別品種との混植が必要です。推奨受粉樹はラヒで、開花時期も合うとされています(花ひろば)。ニュージーランドの苗木店も、ラヒと一緒に植えるのを勧めています。
受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。
苗木店の説明では、鉢植えにも対応します。ブルーベリー用の土か培養土とピートモスの混合土を使い、根詰まりしやすいため2年ごとに土を入れ替えます。鉢増しや移植は11月か3月で、夏はベランダなど乾きやすい場所で朝夕2回の水やりが必要になることがあります。ニュージーランドの説明では、コンパクトで鉢・コンテナに向くとされています。
鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。
日本では7月中旬〜8月中旬、ブルーベリーファクトリーでは7月下旬〜8月下旬に収穫します。用途は生食とジャムです。早摘みすると渋みがあるため、熟期から1週間ほど待つのがおすすめです。ニュージーランドでは生食、焼き菓子、保存食、冷凍に向くとされています。
耐寒性がやや弱く、耐病性もやや弱いとされています(害虫はほとんどつきません)。早摘みは渋みが出ます。花の時期は水切れしやすく、花や果実を落とすことがあります。夏の高温多湿や根腐れで秋冬以外に紅葉することがあります。農園の評価表では味の評価は高くありません。
ラヒが推奨されており、開花時期も合うとされています。ラビットアイ系の別品種との混植が必要です。
樹上で完熟させると酸味が抜けて甘くなります。早摘みは渋みがあるため、熟期から1週間ほど待つのがよいとされます。
耐寒性がやや弱いため、寒冷地では冬の植え付けを控え、暖地での栽培がおすすめです。
甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。
6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。
5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)
甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。
7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。
この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。