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パウダーブルーPowderblue

ラビットアイ系 ・ 中生 ・ 中粒

ラビットアイ系中生中粒育てやすさ: 易

パウダーブルーは、1978年に米国ノースカロライナ州で発表されたラビットアイ系の中生品種で、ティフブルーとメンデイト(Mendtow)の交配から生まれました。果実は15〜18mmで、平均糖度14〜17.5度。薄い青の果粉をまとった実は、爽やかな甘みとパリッとした食感です。ティフブルーより雨で割れにくく、実が樹上に長くとどまり、ティフブルーとの混植相性がよいため、米国でも定番の組み合わせです。収量は多く、育てやすい一方、樹上で熟しすぎると食感が失われることがあります。植え付けは暖地で秋、寒冷地で2〜3月が適期です。ティフブルーとの混植だけでなく、他のラビットアイ系との組み合わせも広く紹介されています。

パウダーブルーの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味−
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 爽やかな甘み。糖度14〜17.5度 / 糖度 14〜17.5度 / 粒: 中粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

パウダーブルーはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Powderblue
系統ラビットアイ系
収穫時期7月上旬〜8月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒
味の特徴果皮に美しい白い果粉(ブルーム)をまとい、樹上完熟させると香りがよくまろやかで、パリッとした食感と優れた風味を持つ。糖度14〜17.5度。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量550〜650時間
育てやすさ易
用途生食向き。裂果が少なく加工にも適する
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

パウダーブルーのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

パウダーブルーの来歴

1978年に米国ノースカロライナ州で発表されたラビットアイ系品種で、交配はティフブルーとメンデイトです。ティフブルーと並べて栽培される品種として知られます。

パウダーブルーの特徴

パウダーブルーの育て方のポイント

好む土壌酸度はpH4.3〜5.3で、日向を好み、半日陰でも育ちますが花数は減ります。地植え・鉢植えのどちらでも育てられ、10cm以上の腐葉土や堆肥のマルチングで乾燥を防ぎます。3月に専用肥料、5月以降に硫酸マグネシウム、冬に有機肥料を与えます。剪定は混み合った枝を間引く程度とし、4年以上の古い枝は若い主軸と入れ替えます。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地は2〜3月が適期です。低温要求量は550〜650時間とされています。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性が弱く、他のラビットアイ系を2品種以上近くに植えます。ティフブルーとの相性が特によいとされます。その他、デライト、グロリア、ウッダード、ガーデンブルー、クライマックス、ブライトブルー、ブライトウェル、フェスティバル、ホームベル、メンデイトが紹介されています。米国ではアラパハ、ブライトウェル、オクロコニーも挙げられています。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植えにも向くと紹介されています。5号鉢から始められ、細根が詰まりやすいため2年ごとに植え替えます。鉢は乾きやすいので、土が乾いたらたっぷり水やりします。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は7月上旬ごろです(米国の資料では6月下旬〜8月上旬)。生食とジャムに向きます。栽培家サイトでは、樹上で完熟させると香りとまろやかさは増すが、パリッとした食感や果汁感は失われると記されています。

育てるときの注意点

水切れすると花や果実が落ちることがあります。若木は実をつけすぎると果実が小さくなります。夏の高温多湿で葉が赤くなる、イラガが出るなどの注意点があります。果実の色が淡く、市場では色の好みが分かれる場合があります。

パウダーブルーのよくある質問

Q. 裂果しにくいですか?

米国の資料では、雨でのひび割れがティフブルーより少なく、樹上でも実が落ちにくいとされています。

Q. 受粉樹は何がよいですか?

ティフブルーとの相性が特によく、ブライトウェル、クライマックスなど他のラビットアイ系も紹介されています。

Q. 1本でも実がなりますか?

自家結実性が弱く、1本ではほとんど実がつきません。ラビットアイ系を2品種以上植えます。

パウダーブルーの紹介動画

【パウダーブルー】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

パウダーブルーを栽培している農園

今が旬!
福岡県久留米市要確認 ベビーカー・車椅子OK 雨でもOK

フルーツファーム樹蘭

いちご狩りは2月頃〜5月上旬、ぶどう狩りは8月中旬〜9月頃、ブルーベリーもぶどうと同時期を中心に収穫可能(年により変動するため要問合せ)

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パウダーブルーに近い品種はこちら

同じ系統の品種

ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。