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ベッキーブルーBeckyblue

ラビットアイ系 ・ 早生 ・ 中粒〜大粒

ラビットアイ系早生中粒〜大粒育てやすさ: 普通

ベッキーブルーは、1978年に米国フロリダで発表された早生のラビットアイ系品種で、低温要求量は300〜400時間と少なく、苗木店資料では五倍体のブルーベリーとされます。樹勢が強く豊産で、果実は16〜19mmの中大粒、平均糖度は18〜21.6度と甘みが非常に強く、苗木店では甘さ最高評価の星5です。収穫は7月中旬〜8月上旬で、クライマックスと並んで最も早く色づきます。米国では早く咲いて凍霜害を受けやすいため、ジョージア州などではほとんど栽培されません。受粉樹にはクライマックスが推奨されます。耐暑性・耐乾性が強く、植栽適地は東北〜九州とされています。寒冷地では冬の植え付けを控えるよう苗木店資料に記載があります。

ベッキーブルーの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味−
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 甘みが非常に強い。糖度18〜21.6度 / 糖度 18〜21.6度 / 粒: 中粒〜大粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ベッキーブルーはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Beckyblue
系統ラビットアイ系
収穫時期7月中旬〜8月上旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒〜大粒
味の特徴甘みが非常に強く、糖度18〜21度に達することもある。熟度のバランスがよくジューシー。
耐寒性やや弱い
耐暑性強い
栽培適地関東以西の暖地
低温要求量300〜400時間
育てやすさ普通
用途生食向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ベッキーブルーのおすすめ地域

資料にある栽培適地:関東以西の暖地

寒い地域(北海道・東北・高冷地)△
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ベッキーブルーの来歴

1978年にフロリダで発表。交配親は(Florida 6-138)×E-96[バークレイ×(ウェアハム×パイオニア)](苗木店資料)。五倍体(ペンタプロイド)とされる。

ベッキーブルーの特徴

ベッキーブルーの育て方のポイント

日なたを好み、土は弱酸性(pH4.3〜5.3)。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地で2〜3月ですが、寒冷地では冬の植え付けを控えます。水切れに注意し、地植えでは10cm以上マルチングします。肥料は3月、5月下旬以降(硫酸マグネシウム)、12〜2月の寒肥。剪定は込み合う枝を間引く程度でよく、4年以上の枝は若い主軸と入れ替えます。米国の普及資料では、早く咲くため春の凍害を受けやすく、防霜対策をしないと被害が出ることが多いと指摘されています。耐寒性はやや弱いため、寒冷地では霜対策が重要です。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性が弱く、1本では実がなりにくい。ラビットアイ系の別品種を植える。苗木店の推奨受粉樹はクライマックス。米国資料ではウィンディとクライマックスが挙げられている。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植え可。ブルーベリーの土または培養土にピートモスを混ぜ、約2年ごとに植え替える。夏は朝夕の水やりが必要になる場合がある。寒冷地では冬の植え付けを控える。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

日本の苗木店資料では収穫は7月中旬〜8月上旬。生食とジャムに向く。糖度が高く、ある果樹園の資料ではラビットアイでは珍しく酸味を感じる品種とされる。

育てるときの注意点

米国では春の凍害を受けやすい。若木のうちは成らせすぎない。土壌酸度不足でクロロシスになりやすい。まれにイラガが発生する。ある果樹園の資料は果実の種の食感が気になると評している。

ベッキーブルーのよくある質問

Q. ベッキーブルーはどんな品種ですか?

低温要求量が少ない早生のラビットアイ系で、糖度が非常に高いのが特徴です。苗木店では五倍体の品種とされています。

Q. 受粉樹は?

クライマックスなど、開花期の近い他のラビットアイ系品種が推奨されています。

Q. 寒冷地でも育ちますか?

耐寒性はやや弱く、米国資料でも早く咲いて凍霜害を受けやすいとされるため、霜対策が必要です。

ベッキーブルーの紹介動画

【ベッキーブルー】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

ベッキーブルーに近い品種はこちら

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ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。