クライマックスClimax
甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。
6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
ラビットアイ系 ・ 極晩生 ・ 大粒
フクベリーは、ウッダードの偶発実生から選ばれ、2008年3月18日に品種登録(登録番号16778)されたラビットアイ系の晩生品種で、育成地は東京都練馬区です。農林水産省の登録情報では、樹はやや開張して大きく、樹勢が強く、果実は偏円形でやや大きく、果皮は淡い青で果粉が多く、甘酸が強く香りがあります。落ちにくく、日持ちがよく、収穫期間が非常に長い点が特長です。種苗会社は、皮が薄く大粒で糖度が高く、8月中旬〜10月に収穫できると紹介しています。ラビットアイ系の中でも収穫期の遅い品種で、他の早生・中生品種と組み合わせると、夏から秋まで長く収穫を楽しめます。種苗会社は、南東北以南の平地での栽培を紹介しています。
| 甘さ | ★★★★★ |
|---|---|
| 酸味 | ★★★★★ |
| 粒の大きさ | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★★ |
| 寒さへの強さ | ★★★★★ |
| 暑さへの強さ | ★★★★★ |
根拠:味: 強い甘みで適度な酸味。平均2.8g / 1粒 2.8g / 粒: 大粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。
※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。
| 英名 | Fukuberry |
|---|---|
| 系統 | ラビットアイ系 |
| 収穫時期 | 8月中旬〜10月中旬(関東平地の目安) |
| 果実の大きさ | 大粒 |
| 味の特徴 | 糖度が高くラビットアイらしい強い甘みがあるが、適度な酸味もあり食べやすい。皮が薄く、ラビットアイ特有のザラつきが少ない滑らかな口当たり。平均2.8g、最大4g程度。 |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | 強い |
| 栽培適地 | 東北南部以南の平地 |
| 育てやすさ | 普通 |
| 用途 | 生食・加工兼用。日持ちがよい |
資料にある栽培適地:東北南部以南の平地
| 寒い地域(北海道・東北・高冷地) | ○ |
|---|---|
| 暖かい地域(関東以西の平地・九州など) | ◎ |
◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。
東京都練馬区で育成された、ウッダードの偶発実生から選ばれた品種です。2006年1月19日に出願、2008年3月18日に品種登録(登録番号16778)されました。農林水産省の登録情報では育成者名の欄は空欄で、確認できませんでした。ウッダードやティフブルーとは、熟期が遅いことで区別されています。
強酸性で肥沃な土が望ましく、新しい園地では酸度未調整のピートモスを使います(ピートモスはpH4.0程度との記載)。根は細かく浅いため、水切れに注意し、萎れは水不足のサインです。粘土質の土は酸欠のおそれがあるため高うねにし、排水溝をつくります。雑草抑制と保水にバークなどのマルチが望ましいです。肥料は硫安(効果は早いが与えすぎは禁物)や油かす、骨粉、ボカシ肥が効果的です。植え付けは盛夏と厳冬期を除けば随時可能で、南東北以南の平地で栽培できます。
自家不和合性が強く、ラビットアイ系の他品種との混植が必要です。ティフブルーが受粉樹として推奨されています。受粉はミツバチが担います。
受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。
種苗会社のページでは鉢植えでも栽培できるとされています。
鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。
収穫は8月中旬〜10月で、青く色づいてから約1週間後が完熟の目安です。生のまま冷やして食べるほか、ジャムにも向きます。熟期の異なるラビットアイ系と組み合わせると、収穫期間を延ばせます。
水切れ、排水不良による酸欠、窒素肥料(硫安)の与えすぎに注意します。農林水産省の登録情報では、裂果は中程度とされています。
種苗会社は8月中旬〜10月、農林水産省の登録情報は7月下旬から熟し収穫期間が非常に長いと記しています。
自家不和合性が強く、ラビットアイ系の他品種が必要です。ティフブルーが推奨されています。
種苗会社のページでは鉢植えでも栽培できるとされています。
【フクベリー】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル
甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。
6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。
5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)
甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。
7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。
この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。