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ハナンズチョイスHannah's Choice

ノーザンハイブッシュ系 ・ 早生 ・ 大粒

ノーザンハイブッシュ系早生大粒育てやすさ: 普通

ハナンズチョイスは、米国メリーランド州原産とされるノーザンハイブッシュ系の早生品種です。果実は20mm前後と大きく、平均糖度は13〜15度、甘みと酸味のバランスがよいとされ、生食にもジャムにも向きます。メリーランド大学の資料でも早生で「とても甘く風味が優れる」と紹介されています。寒さには強い一方、暑さと乾燥には弱めなので、暖地では水切れと夏の暑さに気を配る必要があります。自家結実性は弱く、ジャージー、ヌイ、レガシーなど他のノーザンハイブッシュ系と植えると安定します。植え付けは暖地で秋、寒冷地で2〜3月が適期です。鉢植えにも向きますが、細根が詰まりやすいので2年ごとの植え替えが目安です。接木苗は樹勢が強く自然樹形で育てられ、台木のひこばえを早く取り除くのがコツです。

ハナンズチョイスの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 糖度が高く甘みが強い、甘酸バランスよい / 糖度 13〜15度 / 粒: 大粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ハナンズチョイスはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Hannah's Choice
系統ノーザンハイブッシュ系
収穫時期6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)
果実の大きさ大粒
味の特徴糖度が高く甘みが強い(平均糖度13〜15度の記載)。果実品質が高く、生食・加工のどちらにも向く。
耐寒性強い
耐暑性やや弱い
栽培適地東北地方〜九州の高冷地(暖地では接木苗や鉢植えでの栽培が無難)
低温要求量800〜1000時間
育てやすさ普通
用途生食向き、ジャム
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ハナンズチョイスのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北地方〜九州の高冷地(暖地では接木苗や鉢植えでの栽培が無難)

寒い地域(北海道・東北・高冷地)◎
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)△

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ハナンズチョイスの来歴

米国メリーランド州原産のノーザンハイブッシュ系品種とされています(種苗店ページ)。育成機関や発表年は確認できた資料に記載がありません。日本ではラビットアイ台木に接いだ接木苗の「ブルーインパルス」シリーズとしても販売されています。

ハナンズチョイスの特徴

ハナンズチョイスの育て方のポイント

好む土壌酸度はpH4.3〜4.8で、水はけがよく有機質に富む土が向きます。地植えはピートモス約3割と堆肥約2割を混ぜ、10cm以上のマルチングをします。日向を好みますが半日陰でも育ち、その場合は花付きが落ちます。春から夏は乾燥に特に弱いため、鉢では乾燥時に朝夕の水やりが必要です。3月に専用肥料、5月下旬以降に硫酸マグネシウム、12〜2月に有機の寒肥を与えます。花芽は6〜8月に新梢にでき、実をつけすぎると果実が小さくなるため摘果で調整します。接木苗は樹勢が強く、台木からのひこばえは早めに取り除きます。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性は弱いため、近くに他のノーザンハイブッシュ系を植えます。紹介されている相性のよい品種は、ジャージー、ヌイ、レガシー、ウェイマウス、ノースランド、ブルークロップ、デュークです。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植えに向くと紹介されています。ブルーベリー用土か培養土にピートモスを混ぜたものを使い、根が細かく詰まりやすいので2年ごとに植え替えます。暑さと乾燥に弱いため、夏は水切れと高温を避ける管理が必要です。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は6月上旬〜下旬が目安で、生食とジャム・加工のどちらにも向くとされています。植え付け1年目は収穫を控え、2年目は少量、3年目以降に通常どおり収穫します。

育てるときの注意点

暑さと乾燥に弱く、水切れすると花や果実が落ちることがあります。酸度不足でクロロシスが出やすく、梅雨時の過湿には注意が必要です。高温多湿時にイラガが出ることがあります。栽培家サイトでは育てやすさは△の評価です。

ハナンズチョイスのよくある質問

Q. 暖地でも育てられますか?

耐寒性が強く暑さにはやや弱いとされ、適地は東北〜九州の高冷地とされています。暖地では水切れ対策が重要で、ラビットアイ台木の接木苗(ブルーインパルス)も販売されています。

Q. 実の味はどうですか?

平均糖度13〜15度で、甘みと酸味のバランスがよいとされます。メリーランド大学の資料でも「とても甘く風味が優れる」早生品種と紹介されています。

Q. 受粉樹は何がよいですか?

ジャージー、ヌイ、レガシー、ウェイマウス、ノースランド、ブルークロップ、デュークなどが紹介されています。

ハナンズチョイスの紹介動画

블루베리 한나초이스 Blueberry Hannah's Choice — 블루베리 라이프(Blueberry Life)

ハナンズチョイスに近い品種はこちら

同じ系統の品種

ノーザンハイブッシュ系極早生中粒〜大粒 動画あり

アーリーブルーEarliblue

酸味と甘みの調和に優れた濃厚でクラシカルな味わい。ほのかな香気があり、果肉の締まりも良い。

6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ノーザンハイブッシュ系極早生中粒 動画あり

ウェイマウスWeymouth

甘みと酸味のバランスが良く、早摘みしても酸っぱくなりにくい。ただし果肉はやわらかめで、風味は他の名品種にやや劣るとする評価もある。

5月下旬〜6月中旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の3件の資料をもとに書いています。