アーリーブルーEarliblue
酸味と甘みの調和に優れた濃厚でクラシカルな味わい。ほのかな香気があり、果肉の締まりも良い。
6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
ノーザンハイブッシュ系 ・ 早生 ・ 中粒
はやばや星は、群馬県農業技術センターが1981年にコリンズとコビルの自然交雑種子から育成を始め、2004年3月に品種登録(登録番号第11722号)された早生のノーザンハイブッシュ系品種です。収穫最盛期は7月上旬で、コリンズやおおつぶ星より約6日、あまつぶ星より13日早いとされます。果実は平均1.6gで円形に近く、平均糖度は12.9%、酸味はやや強めです。耐寒性は強く、冬に約-10℃に数回遭っても凍害は認められていません。一方、耐干性は弱く、乾燥が続くと樹勢が衰えるため、開花期前後と梅雨明け後の灌水が必要です。日持ちは室温で約3日と、おおつぶ星より短く、収穫後はすぐに冷蔵する必要があります。裂果性は少ないとされます。
| 甘さ | ★★★★★ |
|---|---|
| 酸味 | ★★★★★ |
| 粒の大きさ | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★★ |
| 寒さへの強さ | ★★★★★ |
| 暑さへの強さ | ★★★★★ |
根拠:味: 糖度12.9%で甘みは中程度、酸味がはっきり。平均1.6g / 糖度 12.9度 / 1粒 1.6g / 粒: 中粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。
※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。
| 英名 | Hayabayaboshi |
|---|---|
| 系統 | ノーザンハイブッシュ系 |
| 収穫時期 | 7月上旬〜7月中旬、最盛期7月上旬(群馬県の目安) |
| 果実の大きさ | 中粒 |
| 味の特徴 | 糖度12.9%程度で甘みは中程度、酸味がはっきりしており味が濃い。香りは控えめ。果肉はやや軟らかい。 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 普通(乾燥に弱い) |
| 栽培適地 | 東北〜九州の高冷地・寒冷地 |
| 育てやすさ | 普通 |
| 用途 | 生食・加工兼用 |
資料にある栽培適地:東北〜九州の高冷地・寒冷地
| 寒い地域(北海道・東北・高冷地) | ◎ |
|---|---|
| 暖かい地域(関東以西の平地・九州など) | ○ |
◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。
群馬県農業技術センターが育成。1981年にコリンズとコビルの自然交雑種子を播種し、約10,000個の実生を得て、1987年に選抜圃場へ定植。三次選抜を経て1991年3月に最終選抜(選抜番号6号、系統番号GBC-1号)。1992年12月に種苗登録を申請し、2004年3月に登録番号第11722号として登録された(農研機構・農業技術情報の資料)。
農研機構の資料では、土壌適応性はやや低く、粘土質土壌では樹勢が衰えやすく、pH4.5〜5.5で保水性・透水性のよい土壌が適します。定植時にピートモスや硫黄華でpHを矯正し、粘土質では高うね栽培と有機物マルチを行います。耐干性が弱いため、開花期前後と梅雨明け後の灌水が必要で、着果過多や干ばつで樹勢が落ちやすい点に注意します。国内の苗木店の解説では、植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地は2〜3月で、地植えはピートモス約3割と堆肥2割を混ぜて10cm以上マルチングします。木の大きさに合わせて果実数を調整すると大きな実が収穫できます。
農研機構の資料では、自家結実性は低い傾向の年次があり、開花期の干ばつで結実率が下がる。他品種との交雑和合性は良好で、混植、ミツバチなどの訪花昆虫の導入、開花期の灌水で結実を安定させる。国内の苗木店では自家結実率21.4%、推奨受粉樹は結実率順にレイトブルー、あまつぶ星、おおつぶ星。
受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。
国内の苗木店の解説に鉢植えの手順がある。ブルーベリー用の土、または培養土とピートモスを混ぜた土を使い、根が細かく根詰まりしやすいため2年ごとの土の入れ替えを勧める。夏のベランダ栽培は乾きやすく、朝夕2回の水やりが目安。
鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。
収穫は7月上旬〜中旬。生食のほか、ジャムやケーキなどの加工にも向く(国内の苗木店)。過熟になるとショウジョウバエの被害を受けるため、収穫を遅らせない。収穫後はすぐに冷蔵する。
耐干性が弱い。日持ちが室温で約3日と短い。過熟ではショウジョウバエの被害を受ける。果柄痕は湿っており、選果に注意が必要。農研機構の資料では、斑点病、ショウジョウバエ、アブラムシが確認されたが、実用上の問題はないとされる。
農研機構の資料では収穫最盛期は7月上旬で、コリンズ・おおつぶ星より約6日、あまつぶ星より13日早いとされています。
耐寒性は強く、冬に約-10℃の低温に数回遭っても凍害は認められなかったと農研機構の資料にあります。
室温で約3日と、おおつぶ星より短いため、収穫後はすぐに冷蔵することが必要です。
酸味と甘みの調和に優れた濃厚でクラシカルな味わい。ほのかな香気があり、果肉の締まりも良い。
6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
甘みと酸味のバランスが良く、早摘みしても酸っぱくなりにくい。ただし果肉はやわらかめで、風味は他の名品種にやや劣るとする評価もある。
5月下旬〜6月中旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
甘く酸味が少ない、穏やかな風味
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ−
品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。
この品種のページは、次の4件の資料をもとに書いています。