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スパルタンSpartan

ノーザンハイブッシュ系 ・ 早生 ・ 極大粒

ノーザンハイブッシュ系早生極大粒育てやすさ: やや難(土壌適応性が低い。接木苗推奨)

スパルタン(Spartan)は、メリーランド原産のノーザンハイブッシュ系早生品種で、1978年に作出されました。19〜21mmの特大粒で、裂果が少なく玉ぞろいが良いのが特徴です。酸味の効いたフレッシュな味で、完熟すると甘みが増して酸味が抜け、マイルドになります。平均糖度は11〜15度、収穫は6月中旬〜7月上旬です。小枝が少なく剪定が楽な一方、根の強さに不安があるとされ、日本ではラビットアイ系を台木にした接木苗が無難とされています。米国メリーランド大学の資料でも、非常に大粒で風味が高く、マミーベリー病に抵抗性があり、生食と摘み取りに向くと紹介されています。耐寒性は強く、暖地の植え付けは9月中旬〜12月上旬が目安です。

スパルタンの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 酸味の効いた味、完熟で甘み増し糖度11〜15度 / 糖度 11〜15度 / 粒: 極大粒 / 育てやすさ: やや難(土壌適応性が低い。接木苗推奨)。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

スパルタンはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Spartan
系統ノーザンハイブッシュ系
収穫時期6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)
果実の大きさ極大粒
味の特徴酸味の効いたフレッシュな味で、完熟すると甘みが増して酸味が抜けマイルドになる。風味は最高クラスと評価される。
耐寒性強い
耐暑性普通〜やや弱い
栽培適地東北地方〜九州の高冷地(暖地では接木苗や鉢植えでの栽培が無難)
低温要求量800〜1000時間
育てやすさやや難(土壌適応性が低い。接木苗推奨)
用途生食向き、ジャム
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

スパルタンのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北地方〜九州の高冷地(暖地では接木苗や鉢植えでの栽培が無難)

寒い地域(北海道・東北・高冷地)◎
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)○

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

スパルタンの来歴

メリーランド原産で、1978年に作出されました。交配親はアーリーブルー×11-93です(花ひろば)。

スパルタンの特徴

スパルタンの育て方のポイント

pH4.3〜4.8の弱酸性土を好みます。地植えはpH無調整ピートモスを約3割、堆肥を約2割混ぜ、10cm以上マルチングします。水切れしやすく耐乾性が弱いため、春夏は特に水やりに注意し、ベランダ栽培では夏に朝夕2回が必要な場合もあります。日向を好み、半日陰では花つきが悪くなります。根の強さに不安があるため接木苗が無難で、台木から出る芽は早めに取り除きます。挿し木苗は太い枝を切り戻して樹勢を回復させ、4年以上たった花つきの悪い枝は間引きます。暖地の植え付けは9月中旬〜12月上旬、寒冷地は2〜3月が適期です。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性は弱く、近くに別のノーザンハイブッシュ系品種を植えることが推奨されています。推奨受粉樹としてブルークロップ、アーリーブルー、ブルーレイ、チャンドラー、ノーザンダロウなどが挙げられています(花ひろば)。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植え・コンテナ栽培が可能とされています。根が細かく根詰まりや過湿が起きやすいため、2年ごとの土の入れ替えが勧められています。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は6月中旬〜7月上旬が目安です。用途は生食とジャムです。完熟すると酸味が抜けてマイルドになるため、しっかり熟してから収穫します。米国の資料では生食用と摘み取りに向くとされています。

育てるときの注意点

根が弱く弱りやすいとされ、土壌適応性に不安があります。水切れに弱く、花期の水切れで花や果実を落とすことがあります。高温多湿や根腐れで、秋冬以外に葉が紅葉することがあります。まれにイラガが発生します。

スパルタンのよくある質問

Q. なぜ接木苗が勧められるのですか。

根の強さに不安があり弱りやすいとされるため、ラビットアイ系を台木にした接木苗が無難と紹介されています。

Q. 受粉樹は必要ですか。

自家結実性が弱いため、別のノーザンハイブッシュ系品種を近くに植えることが推奨されています。ブルークロップやアーリーブルーなどが挙げられています。

Q. 米国での評価はどうですか。

メリーランド大学の資料では、非常に大粒で風味が高く、早生でマミーベリー病に抵抗性があり、生食と摘み取りに向くとされています。

スパルタンの紹介動画

【スパルタン】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

スパルタンを栽培している農園

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ノーザンハイブッシュ系極早生中粒〜大粒 動画あり

アーリーブルーEarliblue

酸味と甘みの調和に優れた濃厚でクラシカルな味わい。ほのかな香気があり、果肉の締まりも良い。

6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ノーザンハイブッシュ系極早生中粒 動画あり

ウェイマウスWeymouth

甘みと酸味のバランスが良く、早摘みしても酸っぱくなりにくい。ただし果肉はやわらかめで、風味は他の名品種にやや劣るとする評価もある。

5月下旬〜6月中旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

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参考情報(出典)

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