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ジャージーJersey

ノーザンハイブッシュ系 ・ 晩生 ・ 中粒

ノーザンハイブッシュ系晩生中粒育てやすさ: 易

ジャージーは1928年に発表された古い品種で、ルーベル×グローバーの交配から生まれたノーザンハイブッシュ系の晩生種です。強健で土壌適応性・耐乾性が高く、ハイブッシュ系の中でも育てやすい入門品種と紹介されています。果実は13〜16mmの中粒で、平均糖度12〜15度、酸味と甘みのバランスがよく、加熱しても風味が保たれるためジャムなど加工に向きます。樹は大きく直立して樹勢が強く、収量が多い反面、実つきがよすぎると小粒になりやすい点には注意が必要です。多くの品種の祖先にもなった歴史ある品種で、今も家庭栽培の入門に勧められています。植え付けは暖地で秋、寒冷地で2〜3月が適期です。米国の資料でも小規模農園・家庭菜園向けに挙げられています。

ジャージーの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 酸甘のバランスが程よい、糖度12〜15度 / 糖度 12〜15度 / 粒: 中粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ジャージーはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Jersey
系統ノーザンハイブッシュ系
収穫時期6月下旬〜7月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒
味の特徴酸甘のバランスが程よく風味が良い。果肉はやや柔らかめで加工用途にも適する。
耐寒性強い
耐暑性強い
栽培適地東北地方〜九州(暖地にも適応)
低温要求量800〜1000時間(1000時間以上とする資料もあり)
育てやすさ易
用途加工向き(ジャム・製菓)、生食も可
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ジャージーのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北地方〜九州(暖地にも適応)

寒い地域(北海道・東北・高冷地)◎
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ジャージーの来歴

1928年に米国ニュージャージー州で作出された品種で、交配はルーベル×グローバーです(種苗店ページ)。ノーザンハイブッシュ系の中では古い部類に入ります。

ジャージーの特徴

ジャージーの育て方のポイント

好む土壌酸度はpH4.3〜4.8で、地植えはピートモス約3割と堆肥約2割を混ぜ、10cm以上マルチングします。日向を好みますが、水切れを防ぐため4月下旬〜8月は半日陰も可能です(花付きは落ちます)。根が浅く水切れしやすいので、特に春夏の植え付け直後やベランダでは朝夕の水やりが必要になることがあります。若木は実をつけすぎやすく、枝に果実が多いと実が小さくなるため摘果します。4年以上の古い枝は間引きます。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地で2〜3月が適期です。

受粉と相性のよい組み合わせ

1本でも一応実りますが自家結実性は弱く、他のノーザンハイブッシュ系を近くに植えると結実が良くなります。結実率の高い順に、ヌイ、レガシー、ウェイマウス、ノースランド、ブリジッタ、ブルーゴールド、ブルーヘブン、ハンナズチョイス、コビルが紹介されています。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植えでも地植えでも育てられます。鉢植えの成木は樹高1〜2m程度になります。細根が詰まりやすいため2年ごとに植え替え、夏は水切れに注意します。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は7月ごろの晩生です。生食のほか、ジャムなど加工にも向きます。米国の資料では機械収穫による加工向け中心の評価ですが、小規模農園・家庭菜園向けにも挙げられています。

育てるときの注意点

実つきが多すぎると果実が小さくなります。栽培家サイトでは果肉はやわらかめで粒の大きさがそろいにくく、収穫初期に大粒が出て後半は小さくなると記されています(資料により果肉の硬さの評価は分かれます)。梅雨の根腐れ、高温多湿時のイラガにも注意します。

ジャージーのよくある質問

Q. 初心者でも育てられますか?

ハイブッシュ系の中で最も育てやすい入門品種と紹介され、強健で土壌適応性・耐乾性が高いとされています。

Q. ジャムに向きますか?

加熱しても風味がよく、加工用に向く品種とされています。

Q. 実が小さくなるのはなぜですか?

実つきがよすぎる(着果過多)と小粒になりやすいとされ、摘果で調整します。

ジャージーの紹介動画

Jersey Blueberry Bush | PlantingTree™ — PlantingTree

ジャージーを栽培している農園

ジャージーに近い品種はこちら

同じ系統の品種

ノーザンハイブッシュ系極早生中粒〜大粒 動画あり

アーリーブルーEarliblue

酸味と甘みの調和に優れた濃厚でクラシカルな味わい。ほのかな香気があり、果肉の締まりも良い。

6月上旬〜6月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ノーザンハイブッシュ系極早生中粒 動画あり

ウェイマウスWeymouth

甘みと酸味のバランスが良く、早摘みしても酸っぱくなりにくい。ただし果肉はやわらかめで、風味は他の名品種にやや劣るとする評価もある。

5月下旬〜6月中旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の8件の資料をもとに書いています。