ノースカントリーNorthcountry
甘くおだやかな風味で、野生のブルーベリーを思わせる。
6月下旬〜7月上旬(出典:Patuxent、米国の目安)
甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ−
ハーフハイ系 ・ 中生 ・ 小粒〜中粒
ノーススカイは、1983年にミネソタ大学が発表した、極めて耐寒性の高いコンパクトなハーフハイ品種です。高さ約45〜60cm、幅約90cmほどにまとまり、空色のきれいな果実は甘くマイルドです。収量は少なめで、家庭菜園、鉢植え、エディブルランドスケープ向きとされ、秋には鮮やかな紅葉も楽しめます。零下35〜45°F(約−37〜−43℃)に耐え、雪の下で越冬する寒冷地向きです。自家不和合性のため、ノースカントリー、ノースブルー、ブルークロップなど別品種との混植が勧められています。日本の寒冷地や、省スペースで育てたい庭・ベランダにも検討できる小型の品種ですが、暖地での適性は確認できた資料に記載がありませんでした。
| 甘さ | ★★★★★ |
|---|---|
| 酸味 | − |
| 粒の大きさ | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★★ |
| 寒さへの強さ | ★★★★★ |
| 暑さへの強さ | ★★★★★ |
根拠:味: 甘くマイルドな味 / 粒: 小粒〜中粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。
※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。
| 英名 | Northsky |
|---|---|
| 系統 | ハーフハイ系 |
| 収穫時期 | 6月中旬〜7月上旬(関東平地の目安) |
| 果実の大きさ | 小粒〜中粒 |
| 味の特徴 | 甘くマイルドな味で、スカイブルーの美しい果実。 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | やや弱い(AHS耐暑ゾーン1〜6の記載があり、高温には強くない) |
| 栽培適地 | 北海道〜東北・中部高冷地 |
| 低温要求量 | 800〜1000時間 |
| 育てやすさ | 易 |
| 用途 | 生食向き、鉢植え・観賞用 |
資料にある栽培適地:北海道〜東北・中部高冷地
| 寒い地域(北海道・東北・高冷地) | ◎ |
|---|---|
| 暖かい地域(関東以西の平地・九州など) | △ |
◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。
ミネソタ大学の果樹育種プログラムが育成し、1983年に発表したノースシリーズ(ノースブルー、ノースカントリーなど)の一つです。交配はノーザンハイブッシュとローブッシュ(V. angustifolium)の掛け合わせと紹介されています。
水はけのよい酸性土が向き、pHは4.5〜5.0程度と紹介されています(ミネソタ大学は資料内でpH目標が4.0〜5.5の範囲で揺れるため、土壌検査を勧めています)。砂壌土で有機質に富む土を好み、過湿は嫌います。日向〜半日陰で育ち、3〜4インチ(約8〜10cm)の酸性マルチで乾燥を防ぎます。植え付けは4月下旬〜5月上旬が目安で、最初の2年は花を摘んで根の成長を優先します。冬は9〜10月にマルチを足し、野ウサギやシカの食害を防ぎます。剪定は早春に枯れ枝と弱い古い枝を取り、一年枝に実がつくため切りすぎないようにします。
自家不和合性(自家結実しにくい)で、近くに別品種が必要です。米国の苗木店ではブルークロップ、デューク、ノースカントリー、ノースブルーなどが挙げられています。
受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。
鉢植えに向きます。コンパクトで観賞価値が高く、米国の苗木店は15〜25ガロンの鉢に酸性のピート系用土で育てる方法を紹介しています。オレゴン州立大学の資料でも、容器栽培や観賞用に向くとされています。
鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。
収穫は7月ごろです。実が完全に青く色づき、軽く握ってしっかりしたら摘みます。熟期は2週間ほどにわたります。洗わず冷蔵すると約1週間もち、冷凍する場合は洗って水気を拭き、バラで凍らせてから袋に移します。
収量は少なめで、本格的な収穫まで数年かかります(フル生産まで約5年、樹が完成するまで8〜10年との記載)。過湿に弱く、水はけの悪い土は避けます。寒冷地向きで、低温要求量が800〜1000時間とされるため、暖地での適性は確認できませんでした。
零下35〜45°F(約−37〜−43℃)に耐えるとされ、雪の下で越冬する寒冷地向きの品種です。
育てられます。コンパクトで、15〜25ガロンの鉢に酸性のピート系用土で育てる方法が紹介されています。
自家不和合性のため別品種が必要です。ブルークロップ、デューク、ノースカントリー、ノースブルーなどが挙げられています。
Low Bush Blueberry / Heidelbeere Vaccinium angustifolium Northsky — BEEREN & CO
甘くおだやかな風味で、野生のブルーベリーを思わせる。
6月下旬〜7月上旬(出典:Patuxent、米国の目安)
甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ−
やや酸味があるがしっかりとした甘みがあり、糖度が高くマイルドで香りも良い。果肉はやわらかめ。
6月中旬〜6月下旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
酸味と甘みのバランスが良く、香りと風味が非常に良い。ハーフハイ系で最も香り高いとされ、果肉は硬くパリッとしている。
6月上旬〜6月中旬(関東平地の目安)
甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★
品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。
この品種のページは、次の5件の資料をもとに書いています。