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ヤドキンYadkin

ラビットアイ系 ・ 晩生 ・ 中粒

ラビットアイ系晩生中粒育てやすさ: 普通

ヤドキンは1997年に作出されたラビットアイ系の晩生品種で、交配親はプレミア×センチュリオンです。果実は中大粒で豊産性、甘酸のバランスがよく酸味はほとんどなく、香りがあって風味が優れるとされます。日持ちがよく、ブルームが取れやすく黒っぽい果実になるのも特徴です。耐暑性・耐乾性が強く、耐寒性はやや弱いものの、植栽適地は東北〜九州です。米国の大学資料では、枝先に実がつくため摘み取り園で人気があり、ティフブルーより小さな樹だとされています。収穫は8月上旬〜9月中旬の晩生で、受粉樹にはブライトウェルやパウダーブルーが挙げられます。用途は生食とジャムで、育てやすく初心者向けとされています。米国の資料では低温要求量は約650〜750時間とされています。

ヤドキンの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 甘酸のバランスがよく酸味はほとんどない / 粒: 中粒 / 育てやすさ: 普通。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ヤドキンはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Yadkin
系統ラビットアイ系
収穫時期8月上旬〜9月中旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒
味の特徴酸味が少なく香りがよい、食べやすい味。
耐寒性やや強い(ラビットアイの中では)
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
低温要求量650〜750時間
育てやすさ普通
用途生食向き
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ヤドキンのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)◎
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ヤドキンの来歴

1997年作出(交配親はプレミア×センチュリオン)。米国ノースカロライナ州立大学が育成したとされる品種です。

ヤドキンの特徴

ヤドキンの育て方のポイント

弱酸性土(pH4.3〜5.3)を好み、日当たりのよい場所で育てます。鉢植えはブルーベリー用土か培養土にピートモスを混ぜ、地植えはピートモスと堆肥を混ぜて10cm以上マルチングします。水切れしやすいため、特に初夏〜夏の水やりに注意します。剪定は込み合う枝の間引き程度でよく、4年以上の古い枝は若い枝と入れ替えます。米国の大学資料では、実をつけすぎると翌年の花が減るため、過剰な着果に注意が必要とされています。肥料は3月、5月下旬以降(硫酸マグネシウム)、12〜2月(寒肥)です。

受粉と相性のよい組み合わせ

1本でもやや結実しますが、近くにラビットアイ系の別品種を植えることが勧められています。国内の苗木店の推奨受粉樹は、ブライトウェル、パウダーブルー、ブライトブルーです。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

栽培用途に鉢植え・コンテナが含まれ、鉢植えの最終樹高は地植えと同じ1〜2mです。根詰まりしやすく過湿になりやすいため、2年ごとに土を入れ替えます。鉢やベランダ栽培は土が乾きやすく、夏は朝夕2回の水やりが勧められています。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は8月上旬〜9月中旬(国内苗木店)で、米国ジョージア州では6月下旬〜8月上旬です。用途は生食とジャムで、ラビットアイ系全般の説明としてジュースにも適するとされています。枝先に実がつくため、米国では摘み取り園で人気があります。

育てるときの注意点

若木は実をならせすぎないよう注意します。米国資料では、着果過多で翌年の花が減る点に注意が必要とされています。花の時期の水切れ、酸度不足によるクロロシス(葉の黄化)、夏の高温多湿による季節外れの紅葉、まれなイラガの発生にも気をつけます。

ヤドキンのよくある質問

Q. 味の特徴は?

甘酸のバランスがよく酸味はほとんどなく、香りがあり風味が優れるとされています。

Q. 日持ちはしますか?

果実の日持ちがよく、収穫後も長期間保存できると紹介されています。

Q. 摘み取り園に向きますか?

枝先に多くの実をつけるため、米国の資料では摘み取り園で人気とされています。

ヤドキンの紹介動画

【ヤドキン】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

ヤドキンに近い品種はこちら

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ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

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品種を比べるならブルーベリー品種ランキング(甘い・大粒・育てやすい・農園で多い)もどうぞ。

参考情報(出典)

この品種のページは、次の3件の資料をもとに書いています。