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ホームベルHomebell

ラビットアイ系 ・ 早生 ・ 中粒

ラビットアイ系早生中粒育てやすさ: 易
ホームベル
ホームベル — 撮影:KENPEI(CC BY-SA 3.0・Wikimedia Commons)

ホームベルは、ラビットアイ系の定番品種で、苗木店資料ではティフブルー、ウッダードとともに「ラビットアイ系御三家」と呼ばれます。樹勢が強く放任でもよく育ち、耐暑性・耐乾性が強いため、庭植えの入門品種として扱われています。果実は中粒(13〜16mm)で豊産、平均糖度は14〜20度と甘みが強く、酸味は程よく香りは控えめです。収穫は7月下旬〜8月下旬が目安です。自家結実性が弱く、ティフブルーなど他のラビットアイ系品種との混植が必要です。一方で、果実が大きくなりにくくシュートが多いことから、ジャム向きと評する果樹園もあります。植栽適地は東北〜九州で暖地に適し、若木のうちは花が咲かないことがあるとされています。

ホームベルの特徴をでチェック

甘さ★★★★★
酸味★★★★★
粒の大きさ★★★★★
育てやすさ★★★★★
寒さへの強さ★★★★★
暑さへの強さ★★★★★

根拠:味: 糖度14〜20度で甘みが非常に強い。酸味は程よい / 糖度 14〜20度 / 粒: 中粒 / 育てやすさ: 易。は下の「参考情報」の資料にある言葉や数字から5段階にしたものです(記載がない項目は「−」)。

ホームベルはこんな方におすすめ

※育てやすさ・味・粒の大きさ・耐寒性などの記載から選んでいます。

英名Homebell
系統ラビットアイ系
収穫時期6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)
果実の大きさ中粒
味の特徴甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイらしい素朴で強い甘みがある。糖度は14〜20度前後。粒は小さめで皮や種の存在感はやや強い。
耐寒性普通
耐暑性強い
栽培適地東北南部〜九州
育てやすさ易
用途加工(ジャム)向き。生食も可
育て方の基本は3系統の違いと選び方や栽培ガイドを、系統の解説はまめ知識をご覧ください。収穫時期は地域・年によって前後します。苗の買い方はブルーベリー苗木の選び方と購入先にまとめています。

ホームベルのおすすめ地域

資料にある栽培適地:東北南部〜九州

寒い地域(北海道・東北・高冷地)○
暖かい地域(関東以西の平地・九州など)◎

◎=向いている ○=ふつう △=やや工夫が必要。耐寒性・耐暑性の記載から判定した目安です。地域ごとの品種選びは寒い地域向き・暖かい地域向きもどうぞ。

ホームベルの来歴

苗木店資料では1950年作出、交配親はマイヤーズ×ブラックジャイアント。ティフブルー、ウッダードとともに「ラビットアイ系御三家」と呼ばれる。

ホームベルの特徴

ホームベルの育て方のポイント

日当たりの良い場所を好み、土は弱酸性(pH4.3〜5.3)。植え付けは暖地で9月中旬〜12月上旬、寒冷地は2〜3月ですが、寒冷地の冬の植え付けは控えます。無調整ピートモス約3割・堆肥約2割を混ぜ、10cm以上マルチングします。水切れしやすいので、春・夏の植え付け後や初夏〜9月は特に水やりに注意します。肥料は3月、5月下旬以降(硫酸マグネシウム)、12〜2月の寒肥。剪定は込み合う枝を間引く程度で足り、4年以上の古い枝は若い主軸と入れ替えます。植栽適地は東北〜九州で、暖地向きとされています。

受粉と相性のよい組み合わせ

自家結実性が弱く、1本だけではほとんど実がならない。ラビットアイ系の別品種を近くに植える。ティフブルーとの相性が特によい。推奨受粉樹(結実率順)はティフブルー、デライト、グロリア、ウッダード、ガーデンブルー、クライマックス、ブライトブルー、ブライトウェルなど。

受粉のしくみは受粉と結実で詳しく解説しています。

鉢植えで育てられる?

鉢植え可(鉢植えの最終樹高は1〜2m)。ブルーベリーの土または培養土にピートモスを混ぜ、2年ごとに土を入れ替える。夏のベランダでは朝夕2回の水やりが必要な場合がある。

鉢植えの始め方は鉢植え栽培の始め方へ。

収穫時期と食べ方

収穫は7月下旬〜8月下旬が目安。生食とジャムに向く。酸味が少ないため完熟の判断を気にせず食べられるとされる。ある果樹園は、家庭でジャムを作る用途に向くかもしれないと評している。

育てるときの注意点

水切れしやすい。土壌酸度不足でクロロシスになりやすい。高温多湿でイラガが発生することがある。ある果樹園の資料では、果実が大きくならず、生果出荷には収穫効率の面で向かないとされる。

ホームベルのよくある質問

Q. ホームベルは初心者向きですか?

樹勢が強く暑さや乾燥にも強く、放任でもよく育つため、入門向きと紹介されています。

Q. 受粉樹は何がよいですか?

ティフブルーとの相性が特によいとされています。ラビットアイ系の別品種を混植します。

Q. 実は大きくなりますか?

中粒(13〜16mm)で、剪定しても大きくなりにくいと評する果樹園もあります。味重視よりも丈夫さと受粉木としての評価が高い品種です。

ホームベルの紹介動画

【ホームベル】品種解説動画 — ブルーベリーファームおかざき 公式チャンネル

ホームベルを栽培している農園

ほか3件。農園一覧で探せます。

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同じ系統の品種

ラビットアイ系極早生中粒 動画あり

クライマックスClimax

甘みと酸味のバランスがよく、ラビットアイの早生としては風味がよい。糖度12.5〜16度。果肉は締まっている。

6月下旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味★★★★★
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中〜大粒

USDAスパイアーズUSDA-Spiers

ASHS資料では風味は優れるとされています(Extension資料には風味の記述はありません)。

5月下旬〜6月中旬(米国ミシシッピ州南部)

甘さ− 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →
ラビットアイ系早生中粒 動画あり

アラパハAlapaha

甘みが強く、種や皮の存在感が少なく食べやすい。果粉が多く見た目も美しい。

7月上旬〜7月下旬(関東平地の目安)

甘さ★★★★★ 酸味−
粒★★★★★ 育てやすさ★★★★★

くわしく見る →

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参考情報(出典)

この品種のページは、次の3件の資料をもとに書いています。